着崩れたっていいじゃない?着物を着よう!

健康

着物を着て、出かけたりするのって、ちょっと周りの目が気になったりします。

やっぱり、あまり着ている人がいないから、目立つんじゃないかとか、

ちゃんと着れているかな?って、着物の着方に自信が無かったりすると、

着崩れも気になり、着物で出かけることに勇気がいりますよね。

私は、最初のうちはお茶のお稽古というのがあったので、

着物を着る目的がはっきりしていたので、周りの目を気にしつつも、

「お稽古だから」と思って着ていくことができました。

でも、買い物やお出かけなどを着ものでということになると、

ちょっと勇気がいりました。

何か自分だけ浮いてる?とか、気になったものですが、

そんなに周りは自分のこと見ていないなと思いました。

でも、やはり、目に留まると目立つのか、駅のホームで待っているとき、

エレベーターで乗り合わせたときや、

お店に入った時などは、周りの人から「着物いいですね」などと、

たまには声を掛けていただくこともありますが、たまにです。

でも、先日、私がフォローしている着物生活をされている方のところに、

着物で外出した時に、着崩れを指摘されたりして嫌な思いをして、

着物を着ることに抵抗を感じるようになってしまったという方の声が

多く寄せられているというのを知りました。

私もまだまだ、試行錯誤しながらの着付けで、完璧に着れてはいませんが、

あまり着崩れを指摘されたことは無いので、何とも言えないのですが、

でも、私だったら、指摘されたら恥ずかしいけどありがとうございますって思うかもなと。

それを怖く感じてしまったりして、へこんで着れなくなるというのは、その言い方とかが厳しいのか、

知らない人に指摘されることに慣れていないのか?

もし、言い方が厳しいとか、細かい着物のルールで色々と指摘されるならば、

そういう堅苦しいルールがあるから、

着物がいつまでも敷居が高いと思われるんじゃないかなって思いますし、

自由を認めない感じも嫌だなと思ったりします。

普段の洋服の着こなしで、おかしいとか、こう着なければならないみたいなルールは無いのに、

着物になったとたんに、ルールが厳しくなるとかはおかしいですよね。

正式な場所とかでTPOに合わせてルールを守った方がいい場合はありますが、

普段自分で楽しんで着る分には、もっと自由に着たらいいんじゃないかって思ったりしますし、

着崩れていたって、着物で過ごすということは着崩れも当たり前ということで、

気楽に着たらいいと思ったりします。。

大手の着付け教室とか?だったら、雑誌のモデルさんのように、

補正もしっかり入れてピシッとしわ一つなく着るのがいいとされているのかもしれませんが、

日常で実際に着物を着る場合は、そんなことにこだわっていたら過ごしにくいですし、

自由に動いていられません。

着崩れがあまりにも気になるなら、お人形のように立っているしかないかも。。

なので、モデルみたいに、いつでもあの状態で着ておく必要はないのではないかと思います。

私はお茶を習っているので、年配の先生たちの着物姿を拝見することがありますが、

お茶会などでは、力仕事だってしなくてはなりませんし、

立ったり座ったりたくさん動き回るので、

皆さん、ラフに着物を着られている印象があります。

それが、決して着崩れているとは感じず、

むしろ着こなしているっていう感じで、いいなと思います。

着崩れも、、着こなしている、こなれている感じだと捉えることができれば、

それはそれで美しいと思うし、

若い方がお祭りの浴衣で、着崩れたりしていても、

それはそれで初々しく感じますし、着崩れを気にすることなく、

皆さんどんどん着物を楽しめたらいいんじゃないかなって思います。

そして、着物を着ていたら、いちいち人目を気にしなくなる強さもはぐくまれるかも?

例えば、たくさん作業しなくてはならないところに、一人で着物を着ていって、

思うように動けずみんなに迷惑がかかるとかそんなんじゃなければ、

自分の好きなものを人目を気にせず着る勇気をもつことは、

自分軸を持つことに繋がる気がします。

着物は、とにかく実際に着る経験を積んでいかないと分からないことばかりです。

実際に着てみて、気付くことが本当に多いのです。

自分の体型にはこう着た方がいいとか、この着物の素材はこう着た方がいいとか、

こういう動きをするときはもっとこう着ようとか・・。

こうすれば着崩れしにくいなとか・・。

人それぞれに体型や動き方の癖や、生活行動が違うので、

それに合った着こなし方を見つけていくのは、

やはり着る回数を重ねていくことしかないように思います。

周りの目を気にせず、着たいのであれば着物を着ることに、

どんどんチャレンジする人が増えればいいなと思います。

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先日、神戸ファッション美術館で開催されている

江戸時代の生活が分かる浮世絵展に行きました。

絵の中、しかも浮世絵での描写なので実際とは違うのかもしれませんが、

そこに描かれている女性たちは、ゆったりと着物を纏っている印象です。

着崩れとかそんなのもあってないようなくらいに、ゆったりと着物を重ね、

帯も緩く巻いているような印象を受けます。

いつでもしわなくピシッとではないですよね。

普段の動きの中に合うように自由に着ているのが美しいです。

一番下の絵なんかは、着物で潮干狩りなんかしてます。

江戸時代は、今よりもおおらかで自由な時代だったともいわれています。

そんな感じがこの絵や、着物姿からもうかがえるような気がします。

美術館には絞りの浴衣を着て行きました。

お店の人や通りがかりの工事現場のおじちゃんに、着物姿をほめていただきました。

個人的には本当は帯を江戸時代のようにもう少し下のほうで

ゆったり締めたいなと思うことがあります。

下腹をもう少し冷えから守りたいので・・。

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