異常な暑さが続いていますね。
そんな暑い日でも、日常で浴衣を着て、夏を楽しんでいます。
仕事の日は、洋服を着ていますが、帰ってきてご飯を作り終わったら、
浴衣に着替えて、暗くなってから犬の散歩に行ったり、
仕事がない日は、大体浴衣で、家で過ごしたり、カフェに行ったり、
スーパーに買い物に行ったりしています。
着物だと、長襦袢を着たりして、どんなに夏物の着物だと言っても暑いのですが、
浴衣なら、下着も涼しい素材にしたり最小限にして、
長襦袢は省けるし、帯も半幅帯にして、と工夫すれば、
風さえあれば暑い日でも、長時間でなければ外の暑さにも何とか耐えられるし、
日が沈んでからの犬の散歩のときなんかは、全然大丈夫な感じです。
しかも、暑ければ暑いほど、室内のクーラーがよく効いていて寒い感じなので、
浴衣がそのクーラーによるお腹とかの冷え過ぎから守ってくれるのが、
一番うれしいかもしれません。
つまり、外の猛暑と中の冷えすぎとのギャップによる体へのダメージを、
浴衣が和らげてくれているような気がしています。
なので、ただ着物が好きというだけではなく、
姿勢にも、体調にもいいと感じているので、
着れる時は着ようと思えているのかもしれません。
浴衣でもわりと涼しく感じる理由としては・・・
①衣文を抜けば、首筋が涼しい
②脇から風が入るようになっているし、袖もゆったりしていて、
衣文も抜けているので、上半身に風が通りやすい
（個人的には脇で熱を放散することによるクールダウン効果は結構あるような気がします）
③綿や麻の張りのある生地だとさらっとして体にまとわりつきにくいし、汗を吸収してくれる
冷え対策としての浴衣のいいところは・・・
①首筋は出ているけど、腕や足が着物でおおわれているので、素肌にクーラーの冷気が直撃しない。
②帯でお腹周りが冷えない（内臓が冷えて手足が火照るようなことが起こりにくく、
個人的には体の熱のバランスが安定して、心と体が落ち着く感じがする）
③足元は室内で過ごす時間が長い時は足袋を履いているので、足元の冷え対策もできる
以前は、クーラーの冷気が当たると、肩が凝ったり頭が痛くなったりするので、
首筋が冷えることがすごく苦手だったのですが、
着物を着て体幹が冷えないように守られていると、
首筋に冷気が当たっても割と平気な気がしています。
その他のメリットとしては、体の日焼け防止にはいいです。
後、個人的感想ばかりですが、
暑さで体がゆるゆるとだれそうなところを浴衣を着て帯を締めると，シャキッとして、
気持ち的に暑さに強くなれる感じがします。
そんな気持ちの変化もあるのか何だかよく分かりませんが、
いつもの夏より、夏バテで食欲が落ちるといったことが無いように感じます。
骨格を整えてきている効果もあるのかもしれませんし、
着物の効果かどうかは分かりませんが。
それに、まだまだ暑い日は続くのでこれからどうなるのか分かりませんが・・。
着物生活をしたいなら、浴衣は本当に気軽に着ることができるので、
浴衣から着物生活を始めるのはいいかもと思います。
浴衣は夏の着物ですが、それでもこの暑さだと浴衣でも暑いので、
中々浴衣を着ようとは思いにくいかもしれませんが、
日常の中で着るタイミングや、着方を工夫することで、暑い中でも浴衣生活は出来ますし、
体を守ってくれるメリットもあるので、
興味のある方はぜひ浴衣で過ごす日を試していただきたいと思います。
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この日は、紗献上の帯を銀座結びにしてみました。
帯枕が省けるので、少し暑苦しさが軽減で来ているような気がしています。
浴衣生活もこの夏から始めた初心者なので、
少しでも涼しく着れるように、いろんな工夫をしてみたりして試行錯誤の日々です。
浴衣や帯、下着、補正グッズや紐、
少しでも涼しいものを取り入れたいと、試しているところです。
そして、浴衣はいろんな柄がありますが、
出かける場所によっては、デザインも考えてしまします。
お祭りに行くなら華やかでもいいですが、普段の街着とかなら、落ち着いた感じで、
寝間着っぽくないようなものがいいのかなとか・・。
TPOなどに合わせて、色々ほしくなりますが、あまり増やしたくないし・・
色々考えだすとキリが無いのですが、今はその試行錯誤が楽しいです。
夏の着物は薄いので、皆さん透け対策、いろいろ工夫されていますよね。
下半身は気をつかいますが、腕の透けは、もはやいいかなと思って、
気にせずこんな感じで、着てみました。
まあ、こうやって手を広げることはあまりないし、
普通にしていればこんなに腕の形が見えることはないので、
いいかなと思いますし、夏の洋服なんかは、みんなこんな透け感で着ているので、
そんなに気にしなくてもいいかなって思っています。
着物には色々ルールというか、これまでのスタンダードみたいなものがありますが、
気候も価値観も変わってきているので、
正式な場とかでなければ、状況に合うように臨機応変に堅苦しく考えずに、
着物を楽しめたらいいのではないかなって思います。
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