「体をゆるめる=たるむ」
「体を固める、意識して力を入れる=引き締める」
みたいなイメージがないでしょうか?
少なくても、以前の私は、いい姿勢とか意識して、
お腹やお尻に力をキュッと入れていい姿勢を意識していた方が、
綺麗になれるのだと思っていました。
体幹トレーニングとかで、鍛えて、普段から筋肉が使えた方がいいのかと思っていました。
でも、今、忙しかったりして精神的にストレスが多かったり、
デスクワークやスマホなどで姿勢が悪くなりやすかったり、運動不足だったりして、
骨格が崩れてしまったいる状態だと、体に余計な力みがかかってしまったり、
使われないインナーマッスルが張り付いて固まってしまったり、
体はカチカチで、本来使うべきインナーマッスルが使えない状態になってしまっているのです。
理想的なからだは、実はインナーがちゃんと使えて、外側はリラックスして弛んで、無駄な力みが無い状態なのです。
インナーマッスルが使えるということは、背骨がきちんとした彎曲を描いて動いているという状態でもあります。
背骨が使えるようになると、少ない力で効率よく動くことができますし、外側はリラックスできているので、
最小限の力で動くことにもなり、疲れにくい体にもなります。
私たちの体は、気を付けていないとついつい体に力が入ってしまい、カチカチなのです。
そこに更に、トレーニングや、姿勢を良くしようと力を入れることで、
よりカチカチになって、しまっているのです。
体がカチカチになっていると、心もリラックスしにくいでしょう。
なので、体を弛めるというのが私たちにが必要なのです。
体を緩めたら、お腹がポッコリ出たり、お尻が垂れたりするんじゃないの?って思いますよね。
確かに、そうかもしれません。
でも、力みを手放し、緩めていくことで、背骨やインナーマッスルが動くようになって、
姿勢が整うようになってくると、
力を入れなくてもお腹やお尻は自然と引きあがっていくようになります。
なので、柔らかいけどたるんでない状態の体になります。
骨の上にふわっとお肉がついているイメージでしょうか?
一見逆効果のように感じてしまいますが、ハードな筋トレよりも、
運動はウオーキングなど緩やかなものにして、
まずは体を緩めるというこを意識してみることをお勧めします。
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こちらの本でも、本来の人間の機能や能力を発揮させるためには、緩めることが大切だと言っています。
何か引き締めるためのハードな筋トレよりも、
この本に載っているような簡単なゆるめるエクササイズがいいかもしれません。
また、興味深いのは、着物を着るとより、体がゆるんでリラックスしやすく、
体幹が動くようになり、体がすっきり気持ち良くなってくると言われているところです。
そして、体がリラックスできるように着つけるコツが紹介されています。
前にもご紹介している、体を丸めるワークも、背中を弛めるという目的ですし、
基本どこにも力が入ってない状態でやるものなので、緩めるにはおすすめです。
あなたも、是非、健康で美しい体を手に入れるために、
体を緩めるというところを意識してみてください。
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