4月の最初に、3日間、京都で茶道の講習会がありました。
私は、朝5時に起きて着物を着て、3日間京都まで2時間かけて通いました。
帰宅は19時くらい。
日中は、正座で、みっちり茶道のお稽古です。
正座は、毎月のお稽古で2時間くらいは何とか大丈夫だったのですが、
さすがに、午前午後と2~3時間お稽古があると、午後には膝が痛くて、
正座が中々保てなくて、脚を崩すことが多かったです。
ですが、しびれることはなかったですし、脚の筋肉痛などもありませんでした。
周りの方は、正座による足の痛みの他に、筋肉痛になったりして、
スクワットをして鍛えなくてはとおっしゃっている方が多かったです。
そして、上半身に関してはというと、
普段より、肩や背中の凝りが無く、楽な状態でした。
帯で、腰がしっかりサポートされ、肩の力が抜けて、
帯にいい感じに肩甲骨が乗っている状態で、いられたからだと思っています。
それに、お稽古の3日間は、デジタルデトックスしていたせいもあるかもしれません。
(この影響って意外と大きいかもです)
また、着物を着ていると、大股で歩くことができないですし、
脚を閉じ気味で歩く感じになるので、自然と内腿に力が入る感じでした。
そのせいか、3日後には、たるんでいた腿が少し引き締まった感じになりました。
そして、3日間、着物で、正座から立ったり座ったりの生活でしたが、
体に負担がかからずにむしろ、体が整った感じがしたのは、
骨格からからだを整えていたおかげだと思います。
(骨格を整える前は、着物でいると、背中がバキバキに固まってしんどくなっていましたし、
正座から立ったりするので、たった2時間のお稽古でも翌日筋肉痛になるという有様でした)
そして、改めて、着物って体にいいものなのだと実感しました。
我が子もそうですが、今の若い人は正座に慣れていないので、
正座自体もかなり難しくなってきていると思います。
小さい頃に正座の習慣がないと、大人になってからするのもかなり難しいらしいので、
正座を強要は出来ませんが、
正座や着物で体が鍛えられたり整ったりする部分があるのに、
その機会が日常から消えつつあるのが残念だなと思います。
私と同じように40代とかで、まで正座ができたり、
着物に興味がある方は、着物は楽しいですし、
体を整えるためにも、着物を着たり、
お茶のお稽古などでの正座の機会を持つことも、
いいのではないかなと思ったりしています。
3日間、着物でのお茶の修行の翌日からは、
新しい職場への初出勤のため、スーツで会社に向かいました。
大股で歩けちゃうし、着物の時とは全然体の使い方が違うので、
何だか違和感がありました。
いつもなら、着物でいる方が動きが制限されて、違和感があるのに、
着物に体が慣れてしまうと、洋服の方に違和感を感じるという。
しかも、洋服の方の体の使い方のほうが普通で正常と思い込んでいましたが、
洋服での体の使い方に違和感を感じるという体験をし、
また、この3日間着物を着ることでの体へのいい影響を実感したので、
普段洋服で過ごすことでのデメリットもあるのだなということも実感することができました。
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京都での3日間は、観光をする時間はありませんでしたが、
和菓子屋さんを訪れて、楽しみました。
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