心躍る赤い着物をお迎えしました

着物

私が持っている着物の多くは、リサイクル品です。

その多くがネットで購入しているのですが、

先日、久しぶりにお店で着物を買いました。

しかも、赤い着物。

職場の近くに、たくさんの着物のリサイクルショップがあり、

仕事帰りに立ち寄るのですが、たくさんあり過ぎて選ぶことが難しいので、

だいたい買うのは、帯締めや帯揚げなど。

ですが、先日珍しく、着物を買いました。

そのお店は、全品770円というお店。

着物が、たくさんハンガーに吊るされて、みっちり吊るしてある中で、

はっと目に留まったのが、赤地の紬に花や草の模様が染められている着物でした。

赤い着物は自分では買ったことが無いのですが、

パーソナルカラー診断をしてもらってから、

赤も色調によっては着られることがわかり、

服ではあまり着ない色ですが、

和装だと、羽織や帯も結構、赤の物を持っていたので、

赤色には抵抗がなくなってきていたところに、

ちょっと華やかな臙脂色のような赤い紬が目に留まったのです。

770円なので、失敗しても大丈夫なくらいの買い物ですが、

着物の数は増やしたくないですし、ちゃんと着られるお気に入りの物だけをお迎えしたいので、

その場で買うのは止めることにしました。

そして、お正月休みを挟んで、3週間ぶりくらいにそのお店に行くと、

やはりその着物が目に留まり、やっぱりほしいかもと思って購入することにしました。

本当にたくさんある着物の中で、なぜこれに惹かれたのか・・。

寒くて日の短い時期に明るくて暖かい色の着物が欲しかったのかもしれないですし、

人生1度キリ。赤いかわいらしい着物を着たっていいじゃないか!って、思ったり。

そして、お店だとちょっと暗いので、あまりじっくりは見なかったのですが、

家に帰ってよくよくながめていると、やや光沢のある紬地が派手過ぎない、

地味過ぎない臙脂色で、そこに草花が、くすんだピンクや青、

水色、黄緑などカラフルに染められているところがかわいくて。

そういった細かいところの色使いなども、自然と無意識のうちに惹かれていたのかもしれません。

着なくなっても、小物などに使ってもかわいい生地だなぁ~と、何度も眺めてしまいました。

リサイクル着物と言っても、結局、袖口にもすべてしつけが残っていて、

裏地に少しシミがついていましたが、おそらく着られていない着物のようで、表地はきれいです。

古い着物特有のにおいもほとんどありませんでした。

安くて、プロが見たら、高価な着物ではないのかもしれませんが、

普段の生活の中で着ると心がときめく、遊びごごろのある自己満足の着物です。

着物だと、着物を着ている時点で人と違うので、あまり他人目線での、

センスがどう思われるか?似合っているかどうか?というのを気にしなくて済む気がします。

自分軸で選べる感じです。

もちろん、自分なりにTPOに合わせたコーディネートは考えますが。。

着物を着ることで、自分軸て物事を感がられるようになったのか、

自分軸を持てるようになりつつあり、

着物を普段から着るという選択ができるようになったのか‥どちらもあるような気がします。

洋服でも、自分軸でおしゃれに楽しんでいる人はたくさんいますが、

私は、洋服と比べると着物の方がそうやって自分軸で楽しく着られるのです。

自分がときめいて楽しくなるような着物。

これからもそんな着物と出会えたらいいなと思っています。

そして、着物生活をするようになってから、衣食住の「衣」を自分の心と体のために、

生活の質を上げるために、と思うようになってきているのを実感しています。

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この日は、鏡開きの日だったので、お餅をお汁粉に入れていただきました。

何気ない日常ですが、、かわいい着物の柄が目に入るだけで気分が上がります。

自分の機嫌を取るために着物は最適です。

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