先日、だいたい8時間くらいの睡眠をとることの大切さをお伝えしました。
と言っても、8時間睡眠を確保するというのは、
日々忙しいと、結構難しかったりしますよね。
もちろん、色々な生活の事情があり、本当に難しい場合もあると思います。
ただ、本当は取れるのに無理だと思い込んでいる人や、
取れないこともないけどなかなか実行できないという方も多いのではないでしょうか?
今回は、睡眠不足がちだった私が、
8時間睡眠をとることを目標にして4か月間取り組んでみた体験についてのお話です。
私も、夜は5~6時間睡眠という時期があり、
そんな時は、家で1~2時間昼寝してしまい、
それで、トータル7時間くらいみたいな時期もありました。
夜にちゃんと寝ないとと思いつつも、
どうしても、仕事や家事など用事が終わってほっとした夜に、
だらだらと、スマホを見たり色々して、
あっという間に寝る時間が遅くなってしまうという感じ。
しかも、何か余計にすることがあるのなら、
睡眠時間を削ればいいかといった感じになってしまい、
中々思うような時間に寝ることができないまま過ごしていました。
でも、睡眠をちゃんととったら、明らかに肌の調子が良くなるし、
日中眠くなってしまうのが嫌だなと思っていたので、
頭の中ではいつも、早く寝た方がいいというのはあったのですが、
なかなか実行できないでいたのです。
ですが、ここ3・4ヶ月、8時間以上睡眠をとって、
体や心の変化などをシェアしあうという、
熟睡ワークに参加するという機会があり、
そうすることで、やっと、7時間半~8時間布団に入る習慣を継続することができました。
ワークに参加するということで、目標も出来、同じ取り組みをする仲間もいたので、
8時間布団に入っている時間を確保するぞという覚悟ができました。
そして、布団に入る時間を決めてしまうと、
それまでにやることを終わらせようと、バタバタと用事を済ませ、
もし、用事が終わらなさそうであれば、諦めて、
とにかく寝ることを優先にするということで取り組みました。
いつもより1時間は寝る時間を早くしなくてはならなかったので、
最初のうちは、限られた時間の中で、
家事をして、お風呂に入ってと、本当にバタバタでしたが、
2か月もするとそのタイムスケジュールでに回るように、生活が慣れてきました。
私は、ここ何年も、朝までぐっすりということはめったになくて、
夜中とか朝方に目覚めてしまうことがあり、
この3,4か月間も、やはり8時間ぐっすり寝れるという日は、数日だけでした。
でも、目覚めても、目を開けることなく、
ゴロゴロしていたら、またいつの間にか眠ってしまうという感じでした。
そんな睡眠ではありましたが、夜10時台には布団に入り、
8時間過ごすというのを継続させたのは、
何十年ぶりのことでしょうか。
まず、夜10時台に寝るというのを続けるというのは、
もう中学生くらいからしていなかったのではないかと思います。
そして、8時間睡眠というのも、休みの日に8時間以上寝るというのはあっても、
毎日というのは特に社会人になってからはなかったと思いますし、
子どもができてからは、さらに睡眠時間が短くなり、
規則正しくというのが難しくなっていました。
なので、規則正しく8時間睡眠なんて、30年以上ぶりかもしれません。
そんなことに挑戦してみたのですから、
やはり、体や心に変化がありました。
1.仕事の処理能力やパフォーマンスは上がった
毎日同じことをしているわけではないので、あまり比較はできないのですが、
いろんな分野で色んな人とやり取りがありこなさなければならない忙しさがあったのですが、
力まずに、スムーズにこなせていたのではないかと思います。
新しく教えてもらったことを覚えるのもスムーズだったように思います。
2.起きている時間の過ごし方が濃くなった
昼間に眠たくなったりすることもかなり減りましたし、
以前なら、日中家にいたら、ちょっと横になろうかな、
昼寝しようかなって頭の片隅でいつも思っていましたが、
頭の中でそんな葛藤もすることがなくなりました。
なので、休みたい、眠たいという意識が向かない分、目の前のやること、
その日にやることに集中することができて、
1日の過ごし方が濃くなったように感じています。
3.時間は限られているということを自覚できるようになった
人生の時間は限られているという、考えれば当たり前のことですが、
それを日々意識することってあまりないかと思うのですが、
今回、睡眠時間を先に確保してしまうということを決めて取り組んだので、
自ずと起きている時間が限られていき、
時間には限りがあるということを日々自覚することになりました。
1日を有効に使おうと思うようにもなり、
だらだらスマホを見る癖があるのですが、「こんなことしている暇はない!」って、
気付いて切り上げることができるようになりました。
そして、できなさそうなことは諦めるということもできたように思います。
4.決断力が上がった
この、決断力が上がったという変化が、一番うれしいかもです。
なんというかシンプルに決断できるようになったというか。
それは、一緒に取り組んだ仲間のみんなとのシェア会で気付いたことなのですが、
やりたいからやる、やりたくないからやらない、今やる今はやらない・・など、
ごちゃごちゃ考えずに、決断できるようになったし、
もしかしたらシンプルに決断できるような出来事を、
引き寄せられるようになったのかなっていう気付きもありました。
やりたいと思っていたことを選択できる機会が増えた気がします。
たまたまかも知れませんが、
もしそうだとしたら、
なんか自分の人生の流れも変わっている感じがしますよね。
たぶん後になって、振返ってみたときに、
睡眠をとるようになった時から、
自分の人生の流れが変わったと分かるのかもしれませんし、
たまたまだったのかと思うかもしれません。
その他にも、健康面においては、コロナの第8波というさなか、
仕事も忙しく、家族もコロナになりましたが、
私は、風邪すら引かずに元気に過ごせていたのも、
睡眠をとっていたおかげかもと思っています。
あとは、一緒にこのワークに取り組んだ仲間の方で、
気持ちの面でポジティブな変化があったという方も多かったです。
眠っている7~8時間は自分では意識できない時間ではありますが、
起きている時間の自分に色んな変化をもたらしているようです。
睡眠をちゃんととるようにするまでは、睡眠不足で、
日中の自分のパフォーマンスや感情にまで影響を与えていると思わず、
多少の睡眠不足でもなんとかやれているって思っていたし、
たまにゆっくり寝る時間があればそれでいいと思っていました。
あなたも、今の自分が睡眠が足りていなくても何とかなっているとか、
5~6時間睡眠でも大丈夫・やれていると思っているし、
これが自分と思っているかもしれませんが、
8時間睡眠という十分な睡眠をとることで、
初めて本来の自分の能力を発揮できるのかもしれません。
そして、光熱費が上がっているという中で、この冬はそれほど高くならずに済んだのも、
早く寝た効果が大きいと思います!
つまり、節約にもつながるという、メリットがついてきました。
いいことずくめの睡眠効果。
とにかく、いったん期間限定で、8時間睡眠を確保するという目標を立ててみるといいと思います。
それで、自分の変化を体験すれば、睡眠の効果を実感することができて、
睡眠の優先順位を上げられるかもしれません。
今回は、とりあえず8時間布団に入る時間をいかに確保してきたかとそれにまつわる変化についてお伝えしてきましたが、
少しでもいい睡眠をとるための工夫について、次回にお伝えしていこうと思います。
家の白柴ちゃん。
猫は、1日の3分の2は寝ていると聞いたことがあり、
確かに昔飼っていた猫はよく寝ていましたが、
この子も本当によく寝ています。
この子を見ていると、本能に任せていたら、
人も本当ならたくさん睡眠が必要なのだろうなって思わされます。
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