冬眠じゃなくて夏眠もあり?常に頑張らなくてもいい

ライフスタイル

関西でも、30℃越えの日が普通になってきました。

ただ暑いだけでもしんどいですが、クーラーによる冷えも混ざって、

いつも通り過ごしていても、

体への負担は結構大きいのではないかと思います。

最近読んだ本の中で興味深いことが書かれていました。

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この本では、人間の構造などからだについて、

宇宙のリズムや進化の歴史から紐解いて、解説しています。

骨格構造を勉強している私にとっては興味深い内容になっているのですが、

その中で、

古代生物から人間までの進化の過程の名残が、

人間の身体構造や遺伝子レベルで組み込まれていて、

しかもその進化は、宇宙のエネルギーに影響を受けて変化した

環境の中で起こってきたものなので、

人間の体の奥深い部分で宇宙とのつながりがあるというようなことも書かれています。

また、

古生物学では、魚類から両生類に進化を遂げて、

上陸するようになって、暑さや寒さという変化のある気候にさらされ、

それを乗り切るために一定の時期を「休眠」という形でやり過ごし、

自然の知恵を身につけていったが、哺乳類に進化し、

寒さの中でもやって行けるように変化を遂げてきいてもなお、

クマは今でも冬眠するということから、

こうした遠い生命記憶の残照がかれらの体内の中で

なお映え続けていることを意味するのではないか?

だとしたら、人間の体にも同じようなものが見られたとしても

不思議ではないと言っています。

しかもその休眠というのは、冬場だけに限らず、

夏場でも、そして春秋の変わり目に起こるらしいのではと。

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著者の解釈でのお話ですが、宇宙、自然界のエネルギーの

影響を受けている私たちは宇宙の一部であると考えると、

この気候や季節の変化に体が思った以上に影響を受けているのではないかと感じます。

本来なら、冬眠のように、体がお休みモードの入るような、

人それぞれに休眠を必要とする時期があるかもしれません。

私たちは、仕事や学校に行ったり、社会生活をしていると、

季節関係なく、同じ時間に起きて、日中も一生懸命活動しなくてはならない感じですよね。

冬だから、ゆっくり仕事していいとか、昼寝したり休んでもいいとかにはなりませんよね。

しょうがないのですが、本当は体には、人それぞれに、

休んでやり過ごすような時期があるのかもしれません。

そう思うと、体調がいまいちだなと思うようなときは、

疲れや、ストレスとか、体調を崩しているなどとは別にもっと、

体の機能の深いところで、

自然のリズムの影響を受けて、お休みモードになっているのかもしれません。

いつも、ちゃんと元気で頑張らないとと思わずに、

自分の体にもっと意識を向けて、自分のペースに合わせて、

無理せずに過ごしてもいいのかなって、

この本を読みながら思いました。

そして、もしかしたら本当は休眠モードに入りたくても、

入れず、頑張っている自分を認めること、

そして、

現実を少しでも元気に乗り越えるために、

旬のものを食べたり、生活の工夫をしたり、乗り切る工夫をしながら、

自分を労わりながら、

自分にとって休みたい季節を乗り切ることが大切なのかなって思いました。

1年中元気で活動できるのが正しいわけではないと思ったら、

その時の自分の体調を受け入れて、

少し気が楽になるのではないでしょうか?

最初にも書きましたが、今は、休眠モードの体ではないにしても、

夏の異常な暑さに加えて、クーラーで冷やしたり、

1日の中で、気温の変化が大きくて、自律神経のバランスが崩れがちで、

疲労がたまりやすい時期でもあるので、

無理せずに、過ごしていただきたいなと思います。

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暑くて。床にひっくり返って寝ている我が家の柴犬ちゃん。

ちゃんと、季節を先取りしながら、毛が生え変わり始めます。

同じ運動量でも、日によって寝る時間が長かったりしていて、なんらかのリズムがあるのでしょうか?

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