断捨離やミニマリストなど、物の片づけに関する本はたくさんありますが、
今回、私が読んだのは、感情のお片付け。
自分の中で、感情の渦に巻き込まれて苦しい思いをしてしまうことってないでしょうか?
この本では、
感情に飲み込まれてしまわないように、冷静になって俯瞰してみること、
深入りしないことなどの対処法も書かれているのですが、
心と体は繋がっているという視点で、体にアプローチすることで、
感情を整理できるということが書かれています。
体にアプローチすることで、神経系を落ち着かせ、
心に引きずっている苦しさが解消したりすのです。
私たちの日常は、神経系を緊張させる要因がたくさんあります。
スマホの光なんかは、夜寝る前に見ると、神経が高ぶって眠れないということはよく言われていますが、
眠れていると思っていても睡眠の質に悪影響を与えていることも、
自分では気づきにくいという点では怖いところです。
また、スマホなどから、私たちはたくさんの情報にさらされていて、
刺激が常に与えられている状態と言えるでしょう。
情報によっては、不安になったり、このままの自分ではだめだなとか、
焦ったり、感情が忙しいですよね。
そんな日々の積み重ねのなかで、知らず知らずのうちに、
神経は緊張を強いられ疲労してしまうことは、
容易に想像がつきます。
そこで、著者の言うように、
ボディワークや施術を通して、
体をリラックスさせ、
神経系を落ち着かせていくというアプローチはとても有効だと考えられます。
多くの方が、自分の体が緊張状態にあるということにすら気付いていなかったりします。
私自身、骨格ボディメイクについて学んだり、施術を受け始めたことで、
無意識のうちに肩に力が入って、あがってしまっていたことに初めて気が付きました。
普段の呼吸が浅かったことも気付きました。
今は、以前と比べると、肩や体に力が入っていたところがリラックスできるようになり、
呼吸も深く出来るようになりました。
そのせいでしょうか、以前よりも感情が穏やかになったような気がします。
考え方もより柔軟になり、色んな状況でどんと構えられるような感じで、変化にも動じなくなったような。
あくまでも、以前の自分と比べてということですが。
心と体は繋がっている。
そして、体にはよくなろうとする機能がついているので、
頭でっかちにいろいろ考えて感情に飲み込まれてしまうのではなく、
体で感じる五感を大切にするという内容にも共感できました。
心の片付けを考えたときに、ぜひあなたの体がリラックスできているか、
目を向けてみてください。
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先日訪れた、高松の栗林公園。
美しい日本庭園の中にいくつかのお茶室があり、
その中の1っか所でお抹茶をいただいたりして、のんびり過ごしました。
コロナの規制も緩くなり、お茶会も各地で再開しているようですね。
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