最近自分のこれまでの人生について、
ざっと振返ってみるということをしました。
今までも、何度かやってみたことはありましたが、
今回、初めて気づいたことがありました。
これまで自分に起きた出来事、選択してきたこと、
その山あり谷ありのいろんなことは、
全て、自分が自分のままでいいと気付くために
経験してきたことではないかということです。
親が悪いと責めるわけではありませんが、
やはり子供の頃って親の育て方の価値観で、
自分を作り上げてしまう部分があると思います。
私の場合は、言われたこととか、いろんなことをなんでも一生懸命にやる方で、
しかも割と何でもそこそこできてしまうので、
それによって褒められることが多く、
頑張ること、出来ることで自分に価値があると思うようになっていて、
ということは、頑張らない自分、できない自分はダメだと思うようになっていました。
さらに、褒められて評価されるということで、
他人からどうみられるかを気にするようになったし、
人と比べて出来るかできないかということにもこだわって、
その意識が本当に自分を苦しめていたなと思います。
人に対しても、頑張ることを求めてしまったりもしました。
でも、いろんな経験や出会いを通して、人と比べてもきりがないし、
他人の目、評価を気にしていても、苦しいだけだということは分かってきて、
だいぶ意識も和らいできました。
子どものころにしみ込んだ思い込みを外さなくては、
なんて日々意識はしていないのですが、
自然とその意識を外すための選択や出来事、
出会いが用意されていたように、
人生を振り返ると改めて感じるのです。
（と言っても傍から見れば、決してなんでもかんでも頑張って、
できてというわけではないのですが・・・）
出来ない自分、頑張らない自分を受け入れる。
結局、ありのままの自分を受け入れるということを少しずつ出来るようになり、
最近は、出来るかできないとかさえもどうでもよくなってきている感じになってきました。
「自分らしさ」「本当の自分」って？って、思うことがよくあって、
そういう思いがあったから、
まずは、自分に対して、
ありのままを受け止める、
評価しない、ということが必要だったのかもしれません。
あと、先日ふと、私の人生って失敗だらけ・・
というか失敗しかないじゃない！！
っていう思いがふっと降ってきました。
それは決してネガティブなテンションではなくて、
くすっと笑ってしまうノリで降ってきました。
そう、ある形の完璧とか成功っていうものがあるなら、
私のこれまでのやってきたこととかは、
それに比べたら失敗。完璧なんて一つもないのです。
（いちいち人の目や評価を気にしていることが本当に、
無駄な労力でした）
そう思うと、これからも失敗しかない。
じゃあ、失敗なんて怖くないわ。。って思えたのです。
そして、っていうか、失敗とかどうでもいいわって。
結局、何かに挑戦して、あ、できなかったんだ、っていう現実があるだけで。
そこからまた、考えて次の行動に移せばいいというだけ。
これまでは、失敗しても、それを糧に頑張ったり、違う選択をしたり、
考え方によっては失敗も成功だって思えたりという、
捉え方で失敗をポジティブに考えたりして、
それもありだったのですが、
すべて失敗。これからも失敗。
それが受け入れられれば、挑戦も怖くないし、
失敗とか成功とかどうでもよくなる。
失敗とか成功とかを意識せずに、
まずは、自分がやりたいからやるというスタンスで、
前に進んでいけているかということが大切だなと思います。
結局、ちゃんと自分の心に従っているのかどうかということが一番大切で、
それができていると最高で最強なのかもしれません。
ありのままの自分を受け止めて自分らしく生き、
周りに対してもあるがままを受け止められる境地になれるように、
これからも出会いや経験が用意されているのかななんて思ったりしています。
・・・・・・・・・・・・・
４月には新しい挑戦が始まります。
それに対して、やれる準備はやって、
あとは、その場で真剣に取り組むのみです。
出来るかできないかなんていう心配はしていません。
心は不思議と落ち着いています。
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