「疲れ」って、客観的に分かるものではないし、病気ではないし、
がんばればなんとかなるし…と思って、
軽視しがちですよね?
というか、日本人の多くは疲れているのは当たり前くらいな感じになっていたり、
疲れに関して慣れてしまっているところもあるのではないでしょうか?
でも、疲れを軽視してはいけません。
疲れにくい体になれば、あなたの可能性はもっと広がるかもしれません。
この度、この本を読んで、疲れについて、
改めて考え直すきっかけになりました。
疲れにくい体づくりの大切さ、
そして、疲れてもリセットできる方法を身につけておくことはとても大切だと思います。
この本で、言われていることで特に興味深かったのが、
「疲れやすい体=歪んだ姿勢」
ということです。
常に重力が体に働いている中で、
歪んだ状態で体を動かしていることは、
歪んでいない状態に比べると、
筋肉や骨に余計な負荷がかかり、
それが内臓や血流、神経にも影響して、
疲れやすい体へとなっていくのは想像がつきます。
その歪みというと、年を取って腰が曲がったり、すごい猫背をイメージするかもしれませんが、
若い人たちでもあるような、
左右のバランスの歪みだったり、
骨盤が前や後ろに倒れているようなゆがみや、
スマホなどの見過ぎによるストレートネックだったり、O脚だったり・・
一見それほど崩れてなさそうだけど、
よく見たら歪んでいるというようなレベルのものも疲れやすさには影響するのだと思います。
歪んだ姿勢が、たんにスタイルが良くないというだけではなく、
疲れやすい体の構造であると思うと、
改善していった方が、いいですよね。
食事や運動などを気を付けることももちろん大切なのは言うまでもなく、
そのことについてもこの本にも書かれていますが、
姿勢を整える事が大事だと思うと、改めて、骨格から整える骨格ボディメイクは、
疲れにくい体になっていくことにもつながって行くのだなと思いました。
企業の健康管理室でも仕事をしていて、
社員の皆様の健診結果に目を通していますが、
「疲れ」を測るデータとしては出てきませんが、
脂肪肝による肝機能障害などあれば、
代謝がスムーズにいかず、内臓が疲れていたりするだろうなとか、
肥満があれば、物理的に体が重いので、
動くのに負担がかかっているだろうなとか感じますし、
疲労や睡眠不足、ストレスが原因で、
過食になったり、運動不足になったりして、
血圧が上がったり、
血糖や脂質の値が上がってしまったりと言うこともあるだろうなと思うと、
健診結果の異常値の陰には、
やはり「疲れ」が透けて見えていることが多いです。
なので、食事のとり方のポイントなどもお伝えはするのですが、
そのことに気を回せないくらい疲れていることを何とかしないといけないなというのも感じているのが現状です。
なので、やはり、ベースの体が疲れていない状態にするためには、
日々の自分が疲れやすい姿勢や動き方をしていたり食生活をしていたりすることに気づき、
改善していくことが大切です。
疲れにくい、体や生活習慣を手に入れることができたら、
今まで以上に元気にそして自分のパフォーマンスが上がって、
より自分らしく生きることができるのではないかと思います。
骨格ボディメイクで、骨格から姿勢を整えていくことも、
私がお手伝いできる疲れにくい体づくりの一つともいえるでしょう。
自分が持っている本来の力を引き出すためにも、
姿勢から変えていくことをお勧めいたします。
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着物で、カフェへ。
最近忙しないので、久々にカフェで読書すると集中できます。
ようやく、単衣の着物でも、心地よく過ごせるように。
やっと夏物の着物とお別れです。
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