着物を着る機会を増やすようになり、草履をはくことが多いのですが、
慣れていなかった時は、親指と人差し指の間が痛くなったり、
脱げないように気を付けなくてはならないし、歩きづらいなと思っていました。
でも、慣れてきて、脚が痛くなくなってきて、思うのは、
普通の靴の時と違い、結構足の裏の筋肉を使ったり、指を使うようになったり、
太ももの内側に自然と力が入るような感じに気付きました。
また、靴だと足の指が縮こまってしまう場合があるのに対して、
草履だと指先が詰まることもありません。
骨格ボディメイクセラピストとして、骨格の勉強をしていると、
足の骨がちゃんと整って、
足のアーチがあることが、その上に積み重なっている体の構造にとても重要な
役割を果たしているということが分かります。
足の裏のアーチが崩れると、地面から受ける重力の反作用の力が、
しっかりと体の方に伝わらなくなり、本来使える筋肉が使えず、
余計な筋肉が頑張ってしまうことになって、
体型を崩したりコリの原因になったりします。
なので、足の形が整っているというのはとても大事なのですが、
もしかしたら草履は、
足の健康にいいのかもしれないなと思っています。
草履の良さは、以前ご紹介したこの本にも書かれています。
この本について書いた記事はこちら↓
草履をはくと、歩くときに自ずと足の裏の筋肉や指を使いうことになるので、
血行が良くなり冷え性の改善にもつながるということも期待できます。
血行が良くなるということはむくみの改善にもつながり、
また、適度に足の筋肉を使うことになっていくので、
足首も細くなったりという効果も期待できそうです。
最近では、室内履きを草履や雪駄にして過ごすというかたもいるみたいですね。
無印のお店でも、室内履きの雪駄が売られているのを見ました。
特に女性の場合は、先の詰まった靴やヒールなど、足に負担のかかる靴を履くことが多いので、
家にいるときは、足の本来の機能を高めるために雪駄で過ごすというのもありかも知れません。
私も、これから草履をはく機会を増やして、
足のどんな変化があるのか見ていけるといいなと思っています。
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夏は、浴衣を着ることが多いので下駄なのでしょうが、
下駄だとちょっと風流すぎるかなとか、音が鳴るのが気になるかなと思って、
草履っぽい雪駄を買って、洋服の時も、近所に買い物や
犬の散歩のときなどにサンダル代わりに履いたりしています。
中々気持ちがいいです。
そのことを、先日母親に話したら、
母親も子どものころは下駄が好きで、いつも履いていて、
偏平足なんてなかったのに、
靴を履きだしたせいで足がおかしくなったのかもしれないわと、
思い返していました。
下駄生活なんてしていたら、何だか健康になれそうですね。
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