今日も、外は冷たい風が吹いていますが、庭の桜はぽつぽつと咲き始めています。
そんな日も、着物を着て、お茶のお稽古に。
着物って、物にもよりますが、柔らかくてとろんとしたシルクが結構重みがあったりします。
重みのあるものを纏うと肩が凝るイメージですが、
最近はその着物の重みが肩にかかってる感じが心地よくなってきました。
つまり、肩の位置が変わってきたのかなって感じています。
(あとは、着付け方も多少は変わってきているのかもしれませんが)
マニアックな話にはなりますが、巻き肩とかの状態に、肩に重みがかかると、
より、姿勢が崩れる感じになり、肩や首背中がしんどくなると思うのですが、
ちゃんと肩や胸が開いた状態のところに肩に重みがかかっても、問題ないのだなと感じています。
むしろ、その重みが肩をストンと落としてくれる感じで、心地よかったりしています。
なので、着物を着ると肩の力が抜きやすいような感覚になっています。
もし、この着方であっているのか、私の感覚が正しいのであれば、着物って、すごいなと思います。
これまでも、帯を締めたりすることが、姿勢を良くしてくれるというのは感じていたのですが、
普段何かと緊張やストレスなどで力が入りやすい肩をリラックスさせてくれるような効果が着物の構造や着方にあるのなら、
素晴らしいですよね。
昔の人はそこまで考えてこの形にしたのかは分かりませんが、
着物のことを知れば知るほど理にかなった衣装だと思わずにはいられません。
そして、私の体も、その着物の良さを感じれることができる姿勢に変化してきているのだなと思うと嬉しいです。
前回の記事に書きましたが、体の調子に大きな影響を及ぼす自律神経。
多くの人が、ストレスや緊張などで、交感神経の方が高まりやすい傾向にあるので、
その緊張を服で和らげることができるとなれば、めちゃくちゃ助かることかもしれません。
ただ、以前の私もそうでしたが、着物を着た方が肩が凝ったり背中がバキバキになるという方も多いと思います。
姿勢を整えたり、着付け方を工夫しながら、
心地よく着れるものになることがより着物の良さを感じることができるので、
せっかく着るなら、その良さを感じれるように着られるといいなと思います。
私の体も、まだまだ進化の途中です。
着物をよりきれいに着られるような体になりたいですし、
より綺麗に楽に着られるような着付け、や着物の特性を知っていきたいなと思っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これは今から9年前の時のもの。たまに着る着物がしんどかった時です。
背骨がまっすぐ伸びきって、肩も巻いていたせいで、
着物を着るとしんどい状態だったのかなと思います。
パソコンにてオンデマンド講座を視聴。
デスクワークでも、着物を着ていると肩コリをあまり感じることなく過ごすことができます。
この日は、女性の健康課題への企業の様々な取り組みに関する内容の視聴。
産業保健師として働く女性としても興味深いお話でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は、ちゃんとした着付け教室に通ったことはないので、どんな感じなのかよくわかりませんが、
でもなんか、とにかく着崩れないように補正とかめちゃくちゃして、正しくきっちり写真のモデルのよう着るみたいな窮屈なイメージですが、
着つけ講師のみずのしのぶさんというかたは、その人の骨格を見極めて、また、着物の特性を理解して、自然に無理のない着付けが着崩れず、美しい着付けになるというようなことを発信されていて、とても興味深いです。
山崎陽子さんの素敵な着物姿やそのエピソードが楽しく、好きな本です。
その中に、着つけ講師みずのさんの興味深いお話も載っています。
いつか、みずのさんのレッスンを受けてみたいなと思っています。
着物のこと、体のことをもっと知りたいです。
にほんブログ村
コメント