コロナも5類になり、感染対策も緩和されて、
気持ち的にも窮屈な感じがなくなってきました。
マスクを外すことに少し抵抗があったのですが、
一度外して過ごすと、もうするのが嫌になって、
よく、3年間マスク生活をしてきたなと思ってしまいます。
さて、今回は骨の話です。
筋肉などすべて取り除いて、骸骨だけになったら、人間は2本足で立つことができるのでしょうか?
無理ですよね、きっと。
骸骨の模型は、すべてぶら下がっていたりして、支えがある状態ですものね。
無駄な疑問ですが、でも、骨格を勉強していると、人間の骨組みは、
本当に巧妙に、絶妙なバランスをとって、重い頭を上に乗せながら、
2本足で立てるように成り立っているんだということが分かってきて、
こんなに巧妙にできているのなら、バランスの整った骨格なら、
骨だけで立てるんじゃないか?って、思っちゃったりするんです。
それくらい、骨はちゃんとバランスをとれるように、成り立っているはずなので、
そうすると、あまり筋肉とかに頼らずとも立てるはずなのですが、
私たちの多くは、その骨格がゆがんだり崩れていたりするので、
そこを支えるために、筋肉が頑張っている状態になっているのです。
姿勢を支えるための筋肉もありますが、動きのために使うはずの筋肉も、
体を支えるために頑張らなくてはならなくなってくると、
運動とか筋トレをしていないのに、腿や腕が太くなってしまったり、
僧帽筋が張ってきたり、コリや痛みが出てしまうことに繋がります。
筋肉に無駄な力を使わせないようにするためには、やはり、骨格が整っていないと、難しいでしょう。
そして、骨だけで立てるくらいの骨格だと、地球の重力による負荷や、
重力の反作用である地面から体の中に伝わる力がスムーズになります。
例えば、背骨に重力の負荷が均等にかかることで、
それが刺激となり、骨粗しょう症の予防になります。
宇宙飛行士が、無重力空間で過ごすと、重力の負荷がかからないので、
骨が弱くなってしまうという話は聞いたことがあるでしょうか?
そういうことを考えると、重力による負荷が骨にまんべんなくかかることは大切なのです。
そして、骨格後整うことで、重力の反作用が、地面からスムーズに伝わるということは、
体にスムーズに振動が伝わるということです。
振動が伝わるということは、体にエネルギーを生み出したり代謝を高めたりすることにもつながりますし、
動きの原動力にもなり、効率よく動けることに繋がっていきます。
そんなことからも、骨をちゃんと軸として立てるからだを意識してみてください。
家の大切な骨組みも、傾いたりがたついていたら、
いろんなもので補強しなくてはならなくなって大変ですよね。
人間の骨格も、建物の大切な骨組みと同じです。
骨組みから整えていくと、たくさんのメリットがあります。
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先日、久しぶりにお茶会に参加しました。
午の節句や、葵祭など、5月にちなんだお道具などが揃えられていて、
ご亭主の心遣いが感じられて、
とても楽しいお茶会でした。
茶室も、海の近くのお庭の広い素敵な邸宅のお茶室で、
こんなところで、ゆっくりと季節の移ろいを感じながら、
暮らせたら最高だろうなと、妄想が膨らみました。
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