呼吸が変わる

今回は、呼吸について書こうと思います。

普段の呼吸ってあんまり意識していませんよね。

時々深呼吸したりして、肺の奥まで息を吸い込んで…リラックスしたり、

ヨガをしていたころは、ヨガの動きの時に呼吸を意識したりはあるかな。

あとは、激しい運動をして息が切れたり、病気で咳が出て苦しくなったりしたときに、意識するでしょうか。

でも、普段の呼吸のほとんどが無意識で、しかも、

その呼吸がちゃんと吸えているかどうかなんてあんまり気にしたことないですよね。

ヨガでは、１つの動作で１呼吸みたいな動きをすることが多いのだけど、

私の場合、息が続かずに、２，３回吸い直すとか吐き直すこともありました。

肺活量の違いとか、まだ体が鍛えられていないせいか、とかくらいにしか思っていなかったです

でも、骨格ボディメイクで、骨格を整えていくと、結構分かり易い変化として

呼吸がしやすくなり、今まで肋骨がちゃんと動いていなかったことが原因だと気づくことができました。

骨格ボディメイクを学び始めて１ヶ月くらいしたときのある日、

夜中寝ているときに目が覚めて、ふと息を深く吸い込んだら、

あれ？まだ吸える、まだ吸える！と自分が思っている以上に肋骨が膨らんでいき、

息がたくさん吸えるようになっていることにびっくり！

肋骨が動くようになり、肺が膨らむようになったのです。

背中の方にまで息が入る感覚が気持ち良かった。

その後、スクールに行ったりセッションを受けたりしながら、

さらに１ヶ月後くらいに、今度は吐く息が変わっていることに気づいたんです。

ヨガで、「息を吐ききって」と言われると、吐く息の最後の方はみぞおちに力を入れて、

ハァーっと気合を入れてはききっていたのだけど、

自然に、力を入れなくても、スゥーっと吐ききれる。

肋骨が自然と締まって肺が縮んでいく感じかな。

吐く息って力を入れなくてもよかったんだって気付きました。

というか、今まで力を入れないと吐ききれていないくらい肋骨が固まっていたのかということに驚きました。

呼吸の変化によって、今まで普段の呼吸も含めていかに吸う息も吐く息も浅かったことかがわかります。

今までは、知らず知らずのうちに肩に力が入っていたりすることもよくあって、

たまに思い出しては、深呼吸をしてみていました。

すると、胸が広がる感じが気持ちいいし、深呼吸してみて初めて肺の奥に呼吸が入る感じがあり、

そのことで、今、呼吸が浅くなっていたなと自覚することはありました。

でも、最近呼吸が変わったことで、以前のようにふと深呼吸をしてみたら、

今まで深呼吸の時に感じていたきのと良さというか、深呼吸している！っていう感じがないのです

つまり、わざわざ深呼吸しなくても普段から呼吸が深くなっていて、

あえて意識して深呼吸をしてみたところで、普段との差が感じられなかったということみたい。

そのくらい私のがちがちに固まっていた肋骨は動き出し呼吸が深くなっているということでしょう。

見た目にはまだまだロールダウンしてぺちゃんこな肋骨だけれども、

それなりに今までの呼吸とは確実に変化を感じられるくらいに動くようになっています。

これが、もっと肋骨がロールアップしてきたら、さらに呼吸は変わるのだろうか。

呼吸が深くなることで、やっぱり身体の方も変化していきます。

その変化については、また別の機会に。

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マスク生活も長くなってきました。

外で、人気の少ない時にマスクを外して、深呼吸。

土や葉っぱの香り、排気ガスの臭い・・いろいろなにおいがくっきりと感じられて、

眠っていた五感が目を覚ますような感覚になります。

そして、やっぱりたくさん酸素を吸い込んでいる感じにもなります。

少し前までは、キンモクセイの香りが楽しめていたのに、いつも間にか終わってしまい残念だなぁ。

季節は、どんどん移り変わっていきますね。