最近、着物関係のお直しやお手入れ、制作ものに時間を使うことが多いです。
襦袢の半襟の付け替えは以前からしていましたが、
リサイクルの着物を手にする機会が増え、
自分で袖丈を長くしたり、羽織物の裾を長くしたり、自分サイズに直しています。
難しい部分に関しては、和裁士さんにお願いしてやってもらったりしています。
その他、帯の長さを短くしたり、お気に入りの着物の生地などの布を集めて半幅帯を作りました。
これからお迎えしようか迷っている着物は袖丈が長いので、
自分で短くしようか?と思ったりもしています。
汚れたら全てクリーニングに出していては、お金がかなりかかってしまうので、
自分で洗ったり、染み抜きやってみたり・・
本当に着物にまつわる手仕事をしようと思ったらいくらでも出てきそうです。
本当にめんどくさくて大変なのですが、それが楽しいんですよね。
着物との付き合い方は人それぞれなので、
そんな手仕事をたくさんやらなくても着物を楽しむことは出来ますが、
着物にはまればははまるほど、自分で出来ることは自分でしたいなと思う気持ちが強くなります。
着物を着ると体が楽になったり、心が整う感じがしたり、
自分らしさを表現できる感じがしたり、守られているような安心感と落ち着く感じがあったりして、
そんな着物ともっと仲良くなりたいと思うと、自分の手をかけずにはいられないといった感じです。
今は、日本の職人の素晴らしい技から作り出された着物にもっと触触れてみたいという好奇心と、
自分にとって楽で着崩れしないためにどうすればいいのか?
着物と体との関係性についてもっと知りたいなと思う気持ちがあり、着物熱はしばらく続きそうです。
保健師やセラピストとして活動しながら家事もして、
そんな傍らで着物にまつわるあれこれの手作業はなかなか大変ではありますが、
めんどくさくも心を無にできる楽しいひと時なのかもしれません。
取れかかった洋服のボタン付けでさえもめんどくさくて時間をかけたくなかったのに、
着るものに関してこんなに手をかける日が来るとは・・。
今だけのブームなのかもしれませんが、
着物を着続ければそれなりに手をかけていくことになるのだろうなと思っています。
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経節紬のコースターや着物だった布を継ぎ合わせて、半幅帯を作りました。
締めたときに、柄がちゃんと前にくるようにレイアウトするのが大変でした。
できあがった半幅帯をさっそく締めてみました。
裏にしたり違う結び方をすればまたそれぞれ違う柄が出るので、何通りにも楽しむことができます
リサイクルショップで買った、名古屋帯は、臭いがきつかったので、洗ったらふにゃふにゃになったしましました。
出も気に入った柄だったので、長さも締めやすいようにカットして使っています。
塵除けで買ったコート。裾が短かったので、長くしてみました。
秋から冬に活躍してくれたこの紬。
だいぶ古かったのか、お迎えした時には既にいろんなところが直してあって、
私が着ていても、何度かほつれてきて直すことをしてきたのですが、
サイズも小さかったし、裏地も擦り切れていていたので、
着物としての役目は終わりにして、帯か何かに作り替えようと思い、
着物を全て解きました。
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