ミニマリストという生き方と出会うまで(実は昔ミニマリストを実践していた)

ミニマリスト

ミニマリストという生き方との出会い

今から、12年前、ライフスタイルの本などを見るのが好きな私は

「断捨離」という、物を減らしたシンプルな生活を知り、

あこがれ、少しずつ実践するようになりました。

そのころマクロビオティックにも出会い、

これまで当たり前で何にも考えてこなかった、世の中の事、

価値観が少しずつ変化してきて、自分軸を少しずつもつようになってきたのも、

断捨離を進めていく力になったかもしれません。

断捨離を始める前は、家の中の収納スペースには収まりきらなくて、

子供がまだ小さくて、部屋が余っていたので

一部屋を何の躊躇もなく荷物置きにしていたりしました。

「断捨離」を実行した時は、1週間で10袋以上のごみを出しましたが、

物置部屋は空くことはありませんでした。

マンションは収納が少ないから、物が収まらないのは仕方がないと思っていました。

それから2,3年後、茶道を始めて、小さくて簡素で研ぎ澄まされた空間、

その世界観に触れ、よりシンプルに生活したいという思いが強くなり、

そんな時にミニマリストという生き方をされている方たちの本に出合い、

その考え方に共感し、自分の暮らしにも少しずつ取り入れていくようになりました。

子育てや自分の生き方に迷っていて、

とにかく前に進みたかったし、自分を変えたかった。

それに、現実として、子供の成長に伴いお金がかかるようになってきて、

節約しなくてはならず、生活をダウンサイジングして、

それを楽しむことができるミニマルな生活は私にとってぴったりなのでした。


実は昔、ミニマリストだった

もう20年以上前。

就職して3年目で私は、オーストラリアに1年間

ワーキングホリデーに行くことにしました。

オーストラリアに行く前は、一人暮らしをしていましたが、

1年間海外に行くので、その部屋は引き払うことにしました。

実家は、引っ越しをして私の部屋は既になかったので、

私の荷物を保管しておくスペースはほとんどなく、かなりのものを捨てることにしました。。

たくさんの本やCDはほとんど手放したと思います。

憧れの海外生活に期待を膨らませ、新しい自分になるために、

これまでのものを手放して、前に進もうとしていました。

そして、オーストラリアでの1年間は、

最初の1,2か月はホームステイをしていましたが、

その後は引っ越しをしたり、半年以上はバックパッカーとして

リュック一つでオーストラリア1周の旅に出かけていたので、

究極に少ないもので生活していました。

周囲100キロ以内に民家もない半砂漠の真ん中で一夜を過ごすこともありました。

そんな生活をしていたので、

帰国しても一人暮らしはミニマルな生活だったと思います。

ですが、いろんなことを学んだり習ったり、

体験していく中で物が増え、結婚して子供が生まれたら、

子供のものがどんどん増え、思い出のものが増え。。。

子育てと仕事を抱える私は、焦りや不安などたくさんの想いとともに、

いつの間にかいろんなものを抱えていった気がします。

でも、過去の経験から、少ないもので暮らしていけるという体験とその心地よさ、

物を手放すことで、前に進める感覚とかはあったのだと思います。

前に進んでいくパワー、充実感があると物は手放せるし、

必要ないのだと、振り返ってみて、改めて感じています。

これからも、自分と物と向き合いながら、いろんなものを手放して、

軽やかに生きられるようになりたいなと思っています。

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数年前に埋めたヒヤシンスの球根。日当たりがあまりよくない場所なのに、

毎年、頑張って花を咲かせてくれるのが、うれしい。今年も咲いてくれてありがとう。

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