夏の着物は7月までのお楽しみ‥と思っていたのですが、
6月でもやはり暑くて、そして梅雨のじめじめがあるので、単衣の着物では耐え切れず、
6月中旬ぐらいから浴衣を着ています。
浴衣1枚で着るといかにも夏っぽいし、お祭りか寝巻の雰囲気が漂ってしまうので、家で着るか、
外では近所に出かける時くらいにしていて、しかも襦袢を着て半襟を見せて着物っぽくして工夫しています。
パリッとした浴衣はさっぱり気持ちいいですし、着こんでくたっとなったのも柔らかくて気持ちいい。。
梅雨の時期も、生地がしなっとなっても変に張り付く感じはなくて、気持ちいいです。
なんて素敵なんでしょうと、着ながらしみじみと心地よさと幸せを感じてしまう浴衣です。
自宅で洗えるのもいいですよね。
ベランダに干してパリッと乾いた浴衣を着るのも気持ちがいいものです。
やはりどことなくお祭り感、開放感があるスタイルですよね。
人の姿を見ていても、気分が上がります。
いつか、友達と浴衣で集まってビヤガーデンとか居酒屋に行きたいなぁ~。
若い子たちの華やかなお祭りに行くような浴衣ではなくて、
粋な感じの大人の浴衣の着こなしで、集まったら楽しいだろうな~。
なんて、妄想してしまいます。
前に、企業の保健師として健康推進課に就職するための面談を受けた際に、
色んな斬新なアイデアをどんどん出していっているということを伺いました。
その企業は、ビルが立ち並ぶ都会のオフィス街にある大手企業にも関わらず、
服装は自由でスーツじゃないところを見ても、色々と柔軟に対応する社風だなと感じ、
私がこの企業に入ったら浴衣でオフィスワークをする日を作ってもいいんじゃないか!?
と提案したいなって妄想してしまいました。
気分も上がるし、体にもいいし、いいこといっぱいじゃないかな~なんて。
(その企業とは、条件が合わず就職には至りませんでしたが)
みんなもっと浴衣を楽しんだらいいのに!素敵ながらがたくさんあるし、着物に比べて着付けのハードルも下がるし、
ちゃんとコツをつかめば、体が楽だし、周りにも楽しんでもらえるし!
なんて思うのです。
カジュアルな洋服に比べたら、素敵なものはかなりお値段が高かったりもしますが、
既製品の手ごろなものもありますし、
私は、リサイクルショップで2着1000円なんてのを見つけて、家で楽しんだりもしています。
少しずつでも普段から浴衣の人を増やしていったら、浴衣で出かける抵抗感が少なくなるのにと思います。
まずはおうち浴衣、寝るとき浴衣などでも、気分が上がりますのでチャレンジしてみてもいいかもしれません。
(寝るときも、寝間着用の浴衣ではなくて、ちゃんと外にも着ていける浴衣のサイズの方が寝る時に着崩れないと思います)
是非、この夏、普段着浴衣デビューしてみませんか?
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やはりオーソドックスな藍色の浴衣はキリッと見えて、いいですね。
これは竺仙の反物から自分で仕立てたものです。
マイサイズなので着やすいです。
綿コーマは、猛暑ではちょっと暑いかなと思いますが、今くらいは気持ちよく着ることができます。
有松鳴海絞の浴衣は、生地が薄くて軽いです。
こういう色合いだと透けないので、真夏も中の下着とか気をつかわずに気楽に切れるところが助かっています。
これはリサイクルショップでお安く買った浴衣。オーソドックスな柄行ですが、
気に入っています。サイズが少し小さめなので主に部屋着や寝間着になっています。
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