床の間には、たまに、掛け軸を飾ります。
今は、「平常心」と書かかれた短冊を掛けています。
これは、禅語で「びょうじょうしん」と読むようです。
平常心とは、よく「何事にも動じない心」「普段通りの心」
というような意味でつかわれますが、
禅語では、「何ものにもとらわれず、自分の心に素直であること」
として表されています。
うれしい時にはうれしい、悲しい時には悲しい、
その時の感情をしっかりと感じる。
無理をせず、何者かになろうとせずに、自分の心の動きを
素直に受け止めるということ。
最近ようやく、少しずつこれができるようになってきたというか、
これを意識できるようになってきている自分がいます。
ありのままの自分を受け止めるということでしょうか。
昔の私は、何者かになりたかったし、
自分の感情を受け入れたくなくてもがいたり、
感情に飲みこまれていました。
今は、それが少しマシになって、あまり自分をジャッジせずに
受けとめられるようになり、湧いてくる感情も、
冷静に客観的に感じて、受け止められるようになった来たように思います。
まだまだ自分の感情に翻弄される時はありますが、昔に比べたら、
禅語の意味での「平常心」を少しはもてるようになったことで、
生きるのが楽になった気はします。
そうなれたのは、
子育てを通して、思い通りにいかなくて
嫌な自分とたくさん向き合ってきたこと、
いろんな本を読んだり、
いろんな出会いや経験をしてきたことも影響しているのですが、
やはり、茶道をやってきたこと、そして、
ミニマリストを意識して物と向き合い、
自分と向き合い、物や価値観考え方などいろんなことを手放してきたことが、
大きかったかもしれません。
そうやって、日々の積み重ねの中でありのままの自分を受け入れられるように
なっていったのかもしれません。
そんなことを考えながら、床の間の短冊をながめていました。
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冬の間からはまり出した、韓国風ランチ。
一人で家でご飯を食べるときに、温まりたくて、
サムゲタン風やチゲなべ風のスープを作って食べています。
野菜やキノコ、お肉の他にお餅や卵など入れて、しょうがたっぷりにします。
だしは、韓国だしの素の「ダシダ」を使うと、一気に韓国風になり、お気に入りです。
鶏がらスープのもとのように色々と使えるようです。
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いただくときに、韓国のスプーン「スッカラ」を使っています。
これ、真鍮で出来ていてなかなかいい味が出ています。
調理道具として使うこともあります。
最近は、暖かい日も増えましたが、室内にいたりすると、
意外と冷えたりして、すっと体の中に冷えが入ってくることが多くて、
まだまだ温かい食べ物が必要なようです。
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