茶の湯

今日は、着物を着て、自宅で一人茶道の自主稽古をしました。お茶のお点前にはたくさんの種類があり、何年もやっているのになかなか覚えきれません。そして、基本のお点前は覚えてはいますが、何度もお稽古を積み重ねていく中で、今でも自分の中に新たな発見や変化があります。

森下典子さん著「日日是好日」という本が大好きで何度も読んでいます。お茶を続けている中でのエピソードを通しての気づきなど、共感でき感動します。その中でも特に「ただそこにいて、今を思う存分味わうこと」「そこには、何にもとらわれず、満たされている自分がいる」ミニマリストにも通じるものを感じます

今日は花見をしながら、外で抹茶を点てました。茶道を始めてから、季節の花を生けたり、季節に合った茶道具を使ったり、着物を着たりする機会が増え、より季節の移り変わりを意識するようになりました。自然に寄り添った生活をすることは、自分の心と身体のためにもいいことだと考えています。

朝に抹茶を点てて飲む朝抹茶を続けています。日常の中で抹茶を点てて飲む時間は、心を落ち着かせ五感を使うマインドフルネスな時間。そして、抹茶には健康にいい効能がたくさんあります。 茶筅を用意すれば、あとは身近にある道具で抹茶を点てることができるので、気軽にやってみることをお勧めします。

茶道を習い始めてから９年。続けようという強い意志があった若ではないのに、忙しくても毎月ほとんど休むことなく通い続けてきました。そして、いつの間にか茶道が自分の人生に静かに寄り添い支えてくれるものになっていました。