呼吸がさらに変わってきました

健康
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コロナの感染者数がまた上がり始めていますが、皆様は大丈夫でしょうか?

私は、保健師として、コロナに罹患した方への体調確認などをさせていただくことがありますが、

肺炎などをおこしていないか、パルスオキシメーターという、血中の酸素濃度を測る機械で、

異常値がないかも判断基準としたりしています。

血中酸素濃度が、95%以上であれば、緊急を要する状態ではないと判断します。

正常な人であれば、だいたい97%以上はあります。

普段、血中酸素濃度など、測定することはないですが、たとえ測定して正常値が出れば、

呼吸に問題ないと思いますし、普段、に普通に過ごしていれば、自分がちゃんと呼吸できているかなんて、

ほとんど意識しないし、できていると思っていますよね。

現に、私も、普段、普通に過ごせているときは、呼吸ができていないと思ったことはないですし、

血中酸素濃度も、98とか99%だったりします。

でも、骨格ボディメイクで骨格を整え始めて、

一番に体感の変化として感じたのは、呼吸が深くなったことでした。

スクールに通い始めて1ヶ月後くらいから、

吸う時に肋骨が今までよりも動いて、肺が膨らむ感覚がありました。

その1か月後には、吐く息も、力を入れなくてもスーッと最後まで吐き切れる感覚が出てくるようになりました。

今までは、時々深呼吸をすると、そこで初めて肺が広がる感じがしたのですが、

呼吸が変わってからは深呼吸をしても、いつもの呼吸とあまり変わらない感覚になり、

いつもの呼吸が深くなっていることを感じました。

それから、5か月たった最近、息を吸うと更に背中の方まで肺が広がって息が入っていくような感じで、

さらに呼吸が深く出来るようになってきました。

私は、骨格ボディメイクをする前は、肋骨がロールダウンしぺしゃんこにつぶれた形状をしていました。

今でも、まだまだ正常まではいきませんが、前よりも肋骨に厚みが出てきました。

下がっていたのも少し良くなったのかもしれません。

そうやって肋骨の形が変わり、胸郭内が広がったことが、

呼吸のしやすさに繋がっていると思います。

そして、肋骨の下には、横隔膜という筋肉のテントが張っています。

この横隔膜のテントが上下することで、胸郭内の圧が変化して、肺が膨らんだり縮んだりします。

そして、このテントは、肋骨が綺麗な丸の筒状に近いほど、胸郭内への圧がちゃんと伝わる仕組みになっているので、

私のように肋骨がつぶれていると、胸郭への圧がちゃんと伝わらず、肺が綺麗に膨らまない状態になってしまいます。

あとは、横隔膜のテント自体が、カチカチに固まっていたり癒着していて、

綺麗に動かないと、胸郭への圧が伝わりにくくなってしまいます。

また、横隔膜が硬くなれば肋骨も歪んでいくという悪循環です。

最近呼吸が変化してきたのは、肋骨の形状の変化とともに、

横隔膜が動くようになってきたのかな、なんて思っています。

なので、骨格ボディメイクでは、力みを手放し、肋骨周りの癒着を取るようなセルフワークもしたりしているんです。

呼吸は身体に酸素を送る役目をしているので、呼吸に病的な異常が無ければ、

最初に書いたように、血中酸素濃度も異常は出ないでしょう。

でも、呼吸に病的な症状が出たり、血中酸素濃度が低くなければ、

呼吸運動が正常に行われているとは限らないということが、自分の呼吸の変化を通して感じています。

そして、呼吸には他の役目があるということも骨格ボディメイクで意識するようになりました。

その役目とは、呼吸によって体の深層部・内側から、筋肉などをマッサージしたり、

ほぐしたりする働きがあるということです。

意識的にする呼吸ではなくて、無意識に自然にする呼吸によって、体の深部が動くのです。

特に寝ている間は、呼吸により、身体のゆがみや緊張を取っていく重要な役割をしています。

子どもって、胸郭が上下に動いてスヤスヤと寝ている感じですが、

大人になると、いつの間にかそんな分かり易い呼吸の動きって少なくなっているのではないでしょうか?

子どものように、呼吸で胸郭が波打つような動きを取り戻せたら、

身体のゆがみも取れ疲れもすっきりとリセットされると思います。

そう考えると、呼吸が自然と深く出来ることって大事ですよね。

私も、まだまだ、肋骨はつぶれているので、肋骨が変われば、呼吸がさらに変化していくのかなと思うと楽しみです。

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肋骨をペットボトルに見立てて、白い風船は肺、黄色い風船は横隔膜に見立てています。

黄色い横隔膜を下に引っ張ると肋骨内の胸郭にあたるペットボトルの中が陰圧になり、白い風船の肺が膨らむという原理です。

ペットボトルが丸い状態だと、風船はキレイに膨らみますが、

ペットボトルをつぶした状態にして、黄色い風船を下に引っ張っても、白い風船はキレイに膨らみません。

そうなると、肋骨は出来るだけ厚みのある丸い状態の方がいいと言えるでしょう。

そして、黄色い風船の横隔膜も、柔らかくちゃんと上下に動くことが大切だということも分かります。

肋骨が歪んでいたら、横隔膜のテントもきれいに上下しにくくなるかもしれませんね。

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